粗供養Q&A
Q:粗供養とは?
A:葬儀や法要の際に供養をしていただいたことに対して、感謝の意味を込めて粗品やお返しをお渡しすることです。
主に西日本で使われる言葉で、通夜、葬儀、法要などの返礼品ののし紙の表書きに使われます。
東日本では、『志』という言葉を用いることが多いです。
Q:満中陰志や香典返しとの違いは?
A:葬儀の際に頂戴した御香典に対して、49日の法要の後にお返しをすることを香典返しと言います。
香典返しの際の熨斗の表書きを『満中陰志』と書きます。
Q:相場は?
A:法要にご出席される方への粗供養の相場は、3,000円相当の商品です。
但し、当日、法要に参加できない方には、お食事等でおもてなしが出来なかったことを踏まえ、5,000円相当の商品でお返しをされる場合が多いです。
Q:お寺さんにも渡す?
A:お寺さんにも、法要をお願いする御礼の気持ちを込めてお土産をご持参することおすすめします。
商品は粗供養と同じもので構いません。
但し、お寺さんへお渡しする品物の熨斗の表書きは『志』と記載させて頂きます。
Q:どんな商品が多い?おススメ?
A:お菓子の詰め合わせ、調味料等がおすすめです。
Q:選ぶときのポイント?
A:食べやすい食品。
どの家庭でも喜ばれる実用的なものが良いと思います。
Q:選ばないほうが良いものはある?
A:生ものの食品はご遠慮ください。
また、参加者が持ち帰り時に困らないように重たい物、サイズが大きすぎるものはおすすめできません。
Q:挨拶状は添えたほうが良い?どんな文章?
A:一般的に粗供養には挨拶状は必要ありません。
Q:送るときに気を付けるマナーは?
A:法要が終わり、参加者の方がお帰りになるタイミングでお渡しください。
A:法要に参加できなかった方に粗供養を贈る場合は、法要後にお渡し、発送をしてください。
Q:神式の場合はどうするの?
A:神式の場合は、熨斗の表書きは『祭祀』、『祭志』、『志』等、各教えにより異なる場合がございます。
事前に正しい表書きをお調べして頂くことをお願いしております。